こんにちは。リサです!
リサってこんな人↓
新卒で銀行に入社、現在はIT会社員。
個人顧客向けの資産運用担当者として
約3年勤めた経験をもとに
資産運用についてブログで発信中!
今回の記事では
「預金と投資どっちがいいの?」というお悩みについて
考えていきたいと思います。
これらの疑問がある方には参考になる記事となります。
それではいってみよう!
銀行預金の仕組み
銀行預金の仕組みについて考えたことがありますか?
今これを読んでくださっている方も少なくとも1つは
銀行預金口座を持っているはずなので誰にとっても身近なものですよね。
「預ける、お金」と書く預金ですが、
端的に言うと預金は「銀行にお金を貸している」ことになります。
それでは詳しく見ていきましょう。
預金と利息
「銀行にお金を貸している」のが預金なのだとすると
貸していることに対するリターンが必要になってきますよね。
あなたが仮にカードローンでお金を借りることを想像してみてください。
今月お金が足りないわ。
カードローンで30万だけお金借りちゃお。
仮に30万円を借りた場合、返すときに30万円でいいと思う人はいないでしょう。
お金を借りると発生するのが利息(=利子)です。
借りたお金「元本30万円+利息」を返すことになります。
銀行預金でも同じです。銀行は私たちにお金を借りているので
私たちに対して利息を払ってくれています。これが「預金利息」です。
では銀行はどのくらいの利息を支払ってくれているのでしょうか?
100万円を10年間預けたとしましょう。
利息はいくらになるでしょうか?
①10,000円
②1000円
③100円
ででん!!!正解は③の100円です。(2021.6時点の金利で計算した概算)
現在のメガバンクの普通預金金利は0.001%です。
100万円を10年間ですよ!!!
皆さんがどう思うかは分かりませんが私はこう思います。
うおいうおーーーーーい!!!!
ふざけとるんかい!!!
100万円を10年間も置いといて
スーパーカップ1つ買えないなんてどうかしてるぜ!!!
100均でも何も買えないじゃん!!!(消費税)
これが今の日本の金利の非常に厳しい現状です。
預金も投資?預金のリスクとペイオフ
「銀行にお金を貸している」のが預金だとお伝えしました。
そうなると、勘のいい人はこう思うでしょう。
あれ?預金もお金を銀行に貸しているってことは
リスクがあるのかしら?
銀行が私にお金を返してくれなかったら?
そう、その通り。
ただズバリ答えを言うと銀行預金は元本保証です。
万が一銀行が破綻してしまった場合にも
1000万円+利息分は元本保証されています。これがペイオフと呼ばれる制度です。
ペイオフ制度があるため銀行預金は元本保証であり、
1000万円を超えない限りはノーリスクであるといえます。
金利の変遷
現在の日本の預金金利は今までにないほど低下しています。
かつては金利が高い時代もありました。
1990年、郵便局の定額貯金の金利は約6%。
100万円を10年間預けると複利効果で
約180万円になります。今と同じで元本保証です。
元本保証でこれだけ増えれば文句なしですよね。
だから昭和時代の方々は預金が大好きなんですね。(悪意はない)
預金していれば増えたから。
令和時代を生きている、そしてこれからも生き抜いていく私たちは
同じようにはいきません。
金利が6%→0.001%と6000分の1にまで下がっているのですから。
「親や祖父母に投資だけはしちゃダメよ」
って言われてきました。
こんな方もいるとは思いますが、
時代が違います。金利が違います。
あなたのお金のことを一番まじめに考えられるのはあなたです。
私も自分のお金のことを
誰よりもまじめに考えています!!!
(アラサー独身女子、将来不安)
投資の代表例、債券と株式って?
「投資」の話をするとよく出てくる債券と株式。
債券って?株式って?
それぞれどんな特徴があり、どちらが良いのでしょうか?
債券とは?
債券は国や企業が資金を借り入れるために発行する有価証券のことです。
むむ、なんだか難しそうだぞ。
そんなことはありません!
「預金」は銀行にお金を貸していましたね。
「債券」を購入すると
国や企業にお金を貸すことになります。
これだけです!
預金の時と同じ話になります。
お金の貸し借りには利息がつきものです。
お金貸してくださーい!
金利は3%、5年後に返します!
このように国や企業などの発行体が条件を決めて債券を発行しています。
国が発行しているものは国債と呼ばれ、
企業(会社)が発行しているものは社債と呼ばれます。
他に市が発行している市債、県が発行している県債などもあります。
ふむ。イージーなネーミングだね。
例えば金利3%(年率)、満期が5年の債券を100万円購入したとしましょう。
5年後には貸した100万円が返ってきます。
もちろんこれだけでは私たちに何の得もないですね。
そう、利息が発生しますよ~
100万円×3%=30,000円
この3万円が年1回(ものによっては2回に分けて)
5年後に元本が返ってくるまで毎年受け取れるということになります。
株式とは?
株式とは株式会社が発行するもので
投資家から資金を集めるために発行する有価証券のことです。
はあ。また難しそうなこと…
会社目線で考えると「資金を集めたい」という目的は
株式も債権も同じです。
ただ性質は全く違います。
債券はあくまでも投資家からお金を借りている。
株式は投資家からの出資を受けている。
私たちの目線で考えると
債券はお金を貸しているので
将来的に返ってくることが約束されています。
一方、株式を購入する=株主になります。
その会社の一員になる、イメージですね。
株主となった私たちは会社の利益が上がればそれらを配当金として
受け取ることができます。
会社の業績が良く、株価が上がればその恩恵も受けられます。
一方、会社が破産してしまった場合は出資金が全く戻ってこない可能性もあります。
いわゆる「投資」はこの株式のイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
債券と比較するとリスクもリターンも高くなる傾向があります。
債券と株式どっちがいいの?
私は株式投資を好んで運用しています。
長期スパンでの運用を考えたときには株式投資が有利だと考えているからです。
初めての株式投資なら自分で銘柄を選ぶのではなく、
株式型の投資信託での運用をおすすめします。
私もまず投資信託から始めて
個別株式に少しずつ手を出していっています。
この順序がおすすめです!
投資信託についてはこちらの記事をご参照ください。
まとめ
改めて銀行預金の現状と投資の基本を考えてみました。
資産運用を考える必要があると思うきっかけになるとうれしいです。
シンプルにお金増えていくの楽しいから
みんな資産運用しようよってほんとに思っています。
こちらからは以上です。ばいばいっ。